2012年1月27日金曜日

Ustream (2)-Monster X Live の意外な罠

さて前回はビデオカメラの映像をパソコンに取り込んで、インターネット越しに Ustream の配信サーバまでデータを飛ばすところまでを紹介しました。通常はこれで OK のはずなのですが、いざライブの配信映像を観ると音が半端無くバリバリでとても視聴に耐えられるものではなかったのです。以前に同じキャノンのHDVカメラ HV20 を IEEE1394 で直接パソコンに繋いで配信した時にはこのような現象はなく、今回このような現象はまったく想定していませんでした。ストリーム配信の肝は絵ではなく音であることを改めて気付かされました。

ちゃんと準備しとけばどうってことなかったのですが、それはそれ・・・。

ビデオカメラのモニタには音声レベルを表示して一応注意はしていたのですが、Monser X Live からの入力がボロボロで、カメラのモニタで -10dB あたりの音でもパソコン上では原型を留めないほどになっていました。

HF M41のモニタ画面
ミキサー上の音のチェックしかしていなかったのが敗因でした。

とりあえずの対処法としては、
① Windows 側でタスクバー右からスピーカーのアイコンを右クリック-録音デバイスを選択。


② サウンドの録音タブからマイク MonsterX-Live をダブルクリック。


③ マイクのプロパティでレベルタブを選んで、マイクのレベルを音が割れないところまで下げる。


こうすることでストリーミングでの音の破綻はなくなりますが、当然音はちっちゃくなります。それも半端ないぐらいに。

Monster X Live は、カメラの HDMI から USB 経由でパソコンにスルー映像の取り込みを可能にするライブ配信を考えている者にとって非常にアリな製品なだけに、音に関する想像を超えるダメダメぶりが残念でなりません。これから購入を考えている人はこの辺を考えにいれておくといいかもしれません。いっそミキサーから直接パソコンに音を引っ張ってきた方がいいんじゃないかと思ったりします。

次は USB ミキサーか・・・あれ?


1 件のコメント:

  1. USB ミキサーは、これが安くていいですよ。
    XENYX 1204USB (ミキサー)
    http://www.behringer.com/EN/Products/1204USB.aspx
    http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=181%5EXENYX1204USB%5E%5E

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